一般社団法人日本植物油協会は、
日本で植物油を製造・加工業を営む企業で構成している非営利の業界団体です。

第1章 植物油の基礎知識

植物油の種類と用途

日本で利用されている植物油は、多様です。菜種油、パーム油、大豆油、こめ油、ごま油、ひまわり油、とうもろこし油(コーン油)、綿実油、オリーブ油、べに花油(サフラワー油)、えごま油、あまに油、ひまし油等が、食用や工業用として様々に利用されています。

特に菜種油、パーム油、大豆油の利用量が多く、全体の80%超(約200万トン)を占めています。

(出所)農林水産省、財務省、日本植物油協会 各種データより作成

●計算式は以下のとおり
国内消費量=国内総供給量=国内生産量(Pt)+純輸入量(It)
Pt=国内生産量(国産原料)(Pt,d)+国内生産量(輸入原料)(Pt,f)
Pt,d=国内原料による植物油脂の油脂(原油)生産量(Rt,d)- 国内原料の国内在庫増加量(St,d)
Pt,f=海外原料による植物油脂の油脂(原油)生産量(Rt,f)- 海外原料の国内在庫増加量(St,f)
It=日本への植物油輸入量(It,f)- 日本からの植物油輸出量(Et,d)
※国内消費量の把握は行われていない為、国内総供給量を国内消費量として算出。
 植物油の国内消費量=植物油の生産量+輸入量―輸出量±在庫量の増減