一般社団法人日本植物油協会は、
日本で植物油を製造・加工業を営む企業で構成している非営利の業界団体です。

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日本野菜ソムリエ協会×日本植物油協会

植物油&プラントベースフード活用レシピ

第12回たっぷりほうれん草のスパイシースープ

植物油の特徴・野菜との相性
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アマの種子を原料とするアマニ油はオメガ3(n-3系)脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含む油です。α-リノレン酸は動脈硬化や血清脂質の改善が期待できるため、健康油として近年注目を集めています。酸化しやすいため、生で食べることが基本。クセがないので、ドレッシングに加えたり、スープやお味噌汁などの仕上げに加えるなどして手軽に利用しましょう。
野菜の豆知識
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ほうれん草は冬が旬の葉野菜ですが一年中出回り、β-カロテンやビタミンC、葉酸や鉄分等も豊富な緑黄色野菜です。アク成分のシュウ酸を含むため下茹でが必要ですが、水溶性成分の流出を最小限に抑えるため、1~2分程度の短時間で茹でましょう。購入後は鮮度の良いうちに下茹でしてから保存すると、手軽に使えて便利です。根元も甘みや旨味が強いので、泥などを上手に除いてギリギリまで使い切ります。
プラントベースフードについて
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今回は昆布だしをベースとして、ほうれん草の甘みとトマトの酸味、そしてスパイスの風味をいかしたスープです。
野菜をたっぷりと使っているので、適度なとろみがあって食べ応えも充分です。
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Cooking Movie

たっぷりほうれん草のスパイシースープ

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ほうれん草
1/2束(100g)
玉ねぎ
1/4玉
トマト ※一部を飾り用に取り置く
1個(150g)
昆布だし ※水に5gの昆布をつけておく
200ml
小さじ1/4
カレー粉
小さじ1
黒こしょう
少々
アマニ油
小さじ2

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  1. STEP1

    ほうれん草は下茹でし2cm程度に切って水気を軽く絞る。玉ねぎはみじん切り、トマトは飾り用として一部を5mm角に切り、別に取り置いて、残りをザク切りにする。

  2. STEP2

    鍋に玉ねぎとトマト、昆布だしを入れて中火にかけ、沸いてきたら塩を入れて火を弱めて15分煮る。

  3. step3

    粗熱をとった鍋の具材、ほうれん草、カレー粉を加えてミキサーでよく攪拌する。

  4. STEP4

    鍋に戻して温め直し、黒こしょうで味を調える。

  5. STEP5

    器に盛り、飾り用のトマトを乗せてアマニ油を回しかける。※1人分:小さじ1

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高崎順子

野菜ソムリエ上級プロ

横浜を中心に野菜を通じた食育活動『親子★横浜野菜キッチン』を主宰。野菜授業、料理教室、セミナー、レシピ開発等を手がけながら、ファミリーで野菜を楽しむ食卓提案を続けている。

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