一般社団法人日本植物油協会は、
日本で植物油を製造・加工業を営む企業で構成している非営利の業界団体です。

製油業界10大ニュース

平成28年の製油業界10大ニュース

 一般社団法人日本植物油協会は、毎年、製油業界に関連する10大ニュースを、関係メディアの皆様に選定していただき、公表しています。
 平成28年は、米国等で豊作となり世界の大豆生産は史上最高となりました。国際関係ではトランプ氏の今後の対応も注目されているところです。さらに、昨年に続き今年も植物油が注目され、多様な油の需要が活発化したところであり、今後ともこれを一過性のものとせず、業界全体で盛り上げていく必要があります。

 平成28年の製油業界10大ニュースは、このような情勢を反映したものとなりました。来年は、10大ニュースの多くを明るい話題が飾る年になることを祈っております。

順位 項    目
1 米国大豆3年連続で豊作1億トン超え、世界生産も史上最高予想
2 トランプ氏が米国次期大統領に。TPPの油脂関税等植物油業界への影響は?
3 カナダ菜種は一部未収穫も史上最高予想
4 今年も植物油が話題に、若い女性も含め評価高まり、オリーブ油、あまに油、えごま油、こめ油、ごま油等の需要も活発化。健康志向の高まりが追い風
5 国内大豆搾油量が3年連続の増加(2年連続で200万トン水準か)
6 トランプ相場の為替円安と米国大豆のオイルバリュー上昇
6 エルニーニョに伴うパーム油減産で2012年9月来の3,000マレーシアリンギット越え
8 原料原産地表示制度の対象品目が拡大の方向で検討が進み、植物油も対象に
9 オリーブ油は、イタリアをはじめ、スペイン、ギリシャ、チュニジアなど主産国で減産予想
10 USSEC60周年記念日米絆深める

注:10大ニュースは、製油業界関連業界紙9社と日本植物油協会会長の投票により選定されたものです。

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