日本植物油協会

7月10日は植物油の日

「OIL」をクルリとひっくり返せば
「710」と読めることから、
1994年に、7月10日を「植物油の日」と考え、
さらに、いつも植物油に親しんでいただきたい、
という希望を込めて、
毎月10日も「植物油の日」と定めました。

植物油とは?
油

植物油

植物油は、その名の通り植物に含まれる油分を、搾油(圧搾や抽出)して得られたもの。
油分を含む全ての植物が植物油原料になり得ます。
ですが、油分を僅かしか含んでいない植物から油を搾油することは難しく、また、効率的ではありません。
そのため、特に油分を多く含む植物が、植物油原料として利用されてきました。

植物油には
どんな種類がある?
油

なたね油(キャノーラ)

なたね油(キャノーラ)

日本の代表的な植物油で、国内での需要量、生産量ともにトップです。原料はカナダで品種改良された「キャノーラ種」が主に使われています。リノール酸とオレイン酸を豊富に含み、α-リノレン酸も含有しています。風味がよく加熱に強いので、炒め物や揚げ物などに利用されています。

大豆油

大豆油

なたね油と並ぶ、代表的な植物油です。独特の旨みとコクをもち、他の植物油とブレンドされて「サラダ油」や「天ぷら油」として利用されるのが一般的です。

コーン油(とうもろこし)

コーン油(とうもろこし)

とうもろこしの胚芽を原料とする植物油です。加熱に強いので、なたね油同様に揚げ物や炒め物などに向き、また劣化しにくいので、揚げた後の料理の保存性にも優れています。風味が安定していることから、ドレッシングやマヨネーズにも活用されています。リノール酸やビタミンEを豊富に含んでいるのも特長です。

綿実油

綿実油

綿を採った後の綿花の種子から作られる植物油です。独特のコクと風味を生かすため、他の植物油と混合せずに、単独でサラダ油として利用されることが多く、マーガリンの材料としても用いられています。

べに花油(サフラワー)

べに花油(サフラワー)

染料としておなじみのべに花の種子が原料です。淡い色でくせのない風味が特長で、サラダのドレッシングなどに生で使われることが多い植物油です。オレイン酸含有量の多い「ハイオレイック種」が主体となっています。

ヤシ油(ココナッツ)

ヤシ油(ココナッツ)

実の胚乳部分から採る植物油です。飽和脂肪酸が多いため常温では固体の油で、短い脂肪酸が多く含まれるのが特徴です。マーガリンやアイスクリームなどに使われています。独特の甘い風味をもつ油です。

ごま油

ごま油

原料はごまの種子です。香ばしい香りと個性的な風味が持ち味となっています。原料に由来する天然の抗酸化物質「ゴマリグナン」の作用により、酸化しにくく加熱にも強いのが特長です。同じく抗酸化物質のセサミノールには、老化防止効果があると言われています。中国料理はもちろん、炒め物や揚げ物、ドレッシングなど用途は多彩です。

こめ油

こめ油

玄米を精米するときに出る米ぬかが原料の植物油です。淡白な味わいで酸化しにくく、加熱しても品質が安定している特長を生かし、マヨネーズの原料やスナック菓子に用いられています。また、揚げ物はもちろん、ドレッシングなど生食でも広く利用されています。

ひまわり油

ひまわり油

ひまわりの種子を原料とする植物油です。種子には白と黒の2種類がありますが、油が採れるのは黒い種子となっています。あっさりとしたくせのない風味で、ドレッシングなどにも向いています。また、オレイン酸やビタミンEが豊富に含まれています。

オリーブ油

オリーブ油

オリーブを原料とする植物油ですが、他の植物油のように種子からではなく、果実を搾って作られます。オレイン酸が豊富に含まれており、フレッシュな風味と香りで、イタリア料理やスペイン料理には欠かせない油となっています。搾っただけで精製していない原油は「バージンオリーブオイル」と呼ばれています。

パーム油

パーム油

世界で最も多く生産されている植物油です。熱帯のパーム(油やし)の果肉に含まれる油分を抽出した油で、常温では固形状となっています。マーガリンやチョコレートなどの原料として広く利用されています。

亜麻仁油 (リンシード)

亜麻仁油 (リンシード)

α-リノレン酸が豊富に含まれます。酸化安定性が極めて低く、フライなどの加熱調理には不向きなため、主に生食用として用いられています。酸化されやすさを利用し、工業用途で使われてきましたが、n-3(オメガ3)系脂肪酸の人気で、食用にも使われるようになりました。あっさりした風味で、ドレッシング等で使われます。

えごま油

えごま油

しそ科のえごまの種子から作られる植物油です。n-3(オメガ3)系脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含み、動脈硬化や血清脂質の改善が期待されています。熱に弱く生食向きで、他の調味料とブレンドするとコクが出るため、ドレッシングにしたり料理にそのままかけて召し上がったりするのがおすすめです。

ひまし油

ひまし油

ひまの種子から採れる油で、その化学構造を生かしてさまざまな工業用途に活用されています。具体的には、水酸基を有することからウレタン材料として塗料や接着剤、電気絶縁材料などに用いられています。また、高い粘度指数と優れた熱安定性を生かし、潤滑油や油圧作動油としても活躍しています。さらに、化粧品や医薬品などにも幅広く利用されています。

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油

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