タイトル
 (社)日本植物油協会では、毎年12月に、その年における製油業界の10大ニュースを業界紙記者の投票により決定しており、2003年も、12月16日にその結果を発表しました。

 本年の10大ニュースの上位項目は、植物油の原料国際価格が高騰しており、植物油製造業が苦境に立たされていることを物語っております。植物油の安定供給のために、皆様のご理解をいただきたくお願い申し上げます。
なお、過去における製油業界10大ニュースについても、当協会のホームページで公開しております。




《2003年12月16日 業界紙記者の投票による》
(社)日本植物油協会

順 位 項    目
【1】 大豆国際相場急上昇、なたねも高値継続、ごま、綿実等価格も上昇で、製油交易条件が著しく悪化
【2】 主要製油各社3月期決算不調、15年9月中間期決算も厳しさ反映
【3】 吉原製油の参加で、新生J-オイルミルズ発足
【4】 油糧種子生産拡大も、中国の需要急拡大で国際油糧種子需給に逼迫感強まる
【5】 デフレ環境の中、製油各社適正油価実現へ努力
【6】 南米の2003年産大豆8000万トンを超え、米国を追い抜く
【7】 船舶需給の逼迫で、特にバルクのフレート急上昇
【8】 油需要停滞、ミール需要旺盛、原料価格高で難しい製油各社の搾油ハンドリング
【9】 農業・非農業共にモダリテイー確立に失敗、WTO閣僚会合決裂
【10】 WTO貿易交渉不調、主要国はFTA(自由貿易協定)交渉に傾斜気運
【次点】 新製品登場で健康油市場堅調も、家庭用レギュラータイプ油は苦戦続く
【次点】 食糧庁50年余の歴史に幕、消費・安全局設置など農林水産省の食品安全行政強化

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