タイトル


《植物油の認知では年代格差が顕著》

 植物油の認知度を年代別に見ると[表2]、かつて消費量トップだった「大豆油」は50代・60代の年配層では6割以上が知っているのに対し、20代・30代の若者層では4割以下になっています。「脂肪がつきにくいタイプの油」、「コレステロールが気になる方向けの油」については、60代を除き、各年代ともに60%を超えており、特に20代では共に85%以上の人が認知しています。植物油においても各時代によって流行があり、それが年代間の認知の差につながっていると考えられます。


《首都圏ではグレープシードオイル、関西圏では綿実油の認知率が相対的に高い》

 植物油の認知度について首都圏と関西圏を比較すると[表2]、綿実油を認知している人は関西圏が51.4%に対し、首都圏が39.4%と低くなっています。逆にグレープシードオイルを認知している人は、首都圏(43.4%)の方が関西圏(28.1%)よりも高くなっています。


表2 植物油の認知度 年代比較(MA)

グラフ

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